楳図かずお(うめず かずお)さんといえば、ホラー漫画界の巨匠であり、独特の赤白ストライプの家でも知られています。
『まことちゃんハウス』と呼ばれた楳図かずおさんの家建築当初から話題を集め、賛否両論を巻き起こしましたが現在の様子はどうなっているのでしょうか?
建築当時のエピソードや周囲の反応を振り返りながら、廃墟と呼ばれた時期や最新の状況を探っていきたいと思います。
この記事では、
・楳図かずおの家の現在は廃墟?
・楳図かずおの家の現在【2024最新画像】
・楳図かずおの家は今後どうなる?
などをまとめていきたいと思います!
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楳図かずおの家の現在は廃墟?
斬新なデザインが原因で裁判に発展
建設中の吉祥寺のまことちゃんハウスも撮影していた。楳図先生、高尾かどこかに住んでいて、ここには新築当時からほぼ住んでいないらしい。 pic.twitter.com/W4iltlPoW9
— 高波伸(たかなみ・しん) (@takanamishin) August 29, 2021
2007年に建築が始まった楳図かずおさんの家が話題になったのは『斬新なデザイン』が原因です。
特徴的な赤と白の縞模様の外観は、楳図作品のい独創性を象徴していましたが「景観に合わない」と一部の住民から反対の声があがりました。
赤白色の外壁の撤去などを住民が求め『景観利益』を争点に裁判へ発展。
建築開始から2年後の2009年1月28日に東京地方裁判所は住民の請求を棄却する判決を言い渡し、楳図かずおさんが【勝訴】という結果となっています。
2020年に廃墟化していた家【画像】
建築から13年後の2020年に『楳図かずおさんの家が廃墟寸前』と画像と共に報道されました。
「昨年からずっと手付かずのままで、庭は草が伸び放題。
石畳や石垣は埋もれてしまっています」
玄関の階段も落ち葉で埋まり出入りした様子もなく、人の気配が感じられない状態となっていますね。
廃墟寸前となってしまった理由については楳図かずおさん本人が記者の質問に答えられていました。
「まことちゃんハウスが草木で埋もれてしまって、廃墟のようになっていますが、どうされたんですか?」
「あの辺りに近づくだけで、ゾッとするんで行ってないんです。
前まではお掃除しに毎日行っていたんですけど、最後にあの家に行ったのはいつだろう……去年ですね。」
「台風でシンボルにしていたモミの木が倒れちゃったんですよ。
庭師の方に引き取ってもらって、それから気分的に行かなくなりました。」
きっかけは台風によりシンボルの木が倒れてしまったこと。
その影響で気持ちに変化が現れ、2019年頃から足を運ぶ回数が少なくなり『廃墟寸前』と呼ばれるようになっていたようです。
楳図かずおの家の現在【2024最新画像】
2024年1月の外観画像
Xで投稿されていた2024年1月の楳図かずおさんの家の外観写真です。
2020年の廃墟寸前報道の外観とは異なり、生い茂った草木が伐採されており管理されている様子が分かりますね!
2024年8月の外観画像
おはようございます☀
— 楳図かずおマネージャー|ユウちゃん【公式】 (@umezz_mg) August 16, 2024
台風に気をつけて
一日、過ごしましょ〜 pic.twitter.com/z3EdOnXEEp
Xで楳図かずおさんのマネージャーが投稿されていた2024年8月の家の外観写真です。
花が咲き、外壁に汚れもなく新築のように綺麗な状態ですね!
楳図かずおの家は今後どうなる?
2024年10月28日に胃がんにより死亡
「漂流教室」や「まことちゃん」などホラーからSF、ギャグ漫画まで幅広く手がけた漫画家の楳図かずおさんが先月、亡くなりました。88歳でした。
— NHKニュース (@nhk_news) November 5, 2024
動画は作品の“恐怖”と“ギャグ”について語る楳図かずおさんです
↓詳しくはこちらの記事でhttps://t.co/giu6ja5Uhz#nhk_video pic.twitter.com/RX3yV6z5CT
楳図かずおさんが10月28日に胃がんにより亡くなられました。
まことちゃんハウス以外に自宅を所有していた楳図かずおさんはマンションで生活を送っていたようです。
楳図かずおの死亡により家が今後どうなるかの情報は現在出ていませんが、漫画記念館などとして改築される日が来るかもしれませんね。
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